光市母子殺害事件で死刑判決
- 2008/4/22
- 裁判
本日、広島高等裁判所で光市母子殺害事件の差し戻し裁判の判決があり、被告の元少年(27)に対し、死刑判決が出ました。
この日、10時からの判決公判は主文を後回しにし、判決理由の朗読から始まりました。このように、判決後回しの場合は、極刑が言い渡されることがほとんどです。
1、2審とも被告は控訴事実を認めておりながら、3度目(最高裁の差し戻し判断を含めると4度目)の裁判となる今回になって事実を否認し、新たな弁解をするなどしていました。そのことも「遺族を愚弄している」として裁判にも影響が出たと思います。
いずれにせよ、最高裁の差し戻し指示にそった形の判決と言えます。