タスポを15歳の息子に貸した母親摘発
- 2008/6/2
- 社会
タバコの自動販売機用の成人識別カード「taspo(タスポ)」を15歳の息子に貸した母親(41)がを未成年者喫煙禁止法違反(親権者の不制止)の疑いで書類送検されました。未成年者へのタスポ貸与をめぐる摘発は全国初です。
警察官がこの息子を公園で職務質問した際に、母親名義のタスポを持っていたため、発覚しました。母親本人はタバコを吸わないものの、この息子のためにタスポを取得していました。これはもう貸したのではなく、譲渡したと考えるのが適当だと思います。
タスポに関しては不正な譲渡が起きるだろうと思っていましたが、今回はその譲渡ではなく、「親権者の不制止」という点が問題となりました。これが他人による譲渡だったら、悪いことは明らかながら、何かの罪に当たるのでしょうか?。ただ、譲る方も自分の顔写真が載っているなどリスキーです。
今回の摘発はおそらく、不起訴か起訴猶予処分だと思い、見せしめのための摘発でしょう。