参院で首相問責決議可決
- 2008/6/11
- 政治
11日の参議院本会議で野党より提出されていた福田総理に対する問責決議案が野党多数で可決しました。首相に対する問責決議案の可決は現憲法下では初めてのことです。
問責決議は法的拘束力がないため、首相はこの決議を無視する予定です。また与党は衆院での信任決議案可決でこれに対抗する構えです。
法的な処理としては衆院での信任決議で解散や総辞職を拒否することに正当な理由を与えることになりますが、世論の反映という意味では、参院の方が新しい選挙で選ばれているわけですので、ここは衆院を解散して真に世論を反映した院であることを示めして欲しいものですが、まあ無理ですね。