残価設定ローン
- 2009/6/8
- 自動車
新たな自動車のローンでの購入方法に「残価設定ローン」というものがあります。「トヨタ3年分ください」なんて、CMもやっている。
残価設定ローンの仕組みはこうです。自動車の場合、3年や5年乗って手放す際に、下取り価格があることを前提に、全体の金額からこの下取り金額をあらかじめ差し引いておいて、この差額分のみを支払い対象にするプランです。契約期間が終了する時点で、車両を契約店に返すか、残価分でその車を買い取ることができます。
一見、支払総額が少なくなっているように思えますが、利息は残価分を含めた全体の金額に掛かっていることは変わりません。
基本的に契約期間途中でも清算することで契約を終了させることができますが、残価+残ローンの金額が車両の評価額とほぼ同じになるようになっています。このため、下取りの金額は残価+残ローンの金額に消えてしまい、次の車両購入時の頭金にできない。
魅力としては月々の支払いを低額に抑えたり、高額の車両に手が届いたりするが、次の車両の頭金を下取りで埋める事ができなくなる。
まあ、私がアルファードやヴェルファイアを購入できたのは残価設定ローンのお陰である。